撮影地:フィリピン/製作国:日本
監督:四ノ宮浩
1995年11月巨大な、ゴミ捨て場"スモーキーマウンテン"は、フィリピン政府により強制撤去された。住民たちが新たな生活の場として選んだのはマニラ市に隣接するケソン市のパヤタスというゴミ捨て場。ここに3500世帯が移り住んだ。2000年7月、1週間続いた大雨によりゴミ捨て場で大規模な崩落事故が発生。1000人におよぶ犠牲者を出した事故を受けて、政府はゴミ捨て場を閉鎖した。ゴミ捨て場で生計を立てる人々は収入源を失い、路頭に迷う。彼らの未来はどうなってしまうのか。人間としての誇りを失わず、生きるために過酷な環境を選んだ者たちの逞しさが伝わってくる作品。
鑑賞日:10月31日
時間:15時
制作年:2001
作品時間:105分
フィリピンでは大気汚染浄化法によりゴミの焼却が禁止されており、大半のゴミは最終的に埋め立て処分されます。マニラ市で40年以上にわたり続いたゴミ捨て場”スモーキーマウンテン”閉鎖後は、人々は半強制的に退去させられ、政府の用意した仮設住宅に移住。しかし、家賃が払えなくなった人たちがパヤタスゴミ捨て場へと移り住み、ゴミを生活の糧にしました。パヤタスゴミ捨て場は”スモーキーバレー”と呼ばれるようになり、人々は極めて困難な生活環境の中で暮らしました。現在は、ゴミ山の中に住居を建てることは禁止されており、ケソン市当局の許可がないと入れません。
◆株式会社アジアンドキュメンタリーズ 代表取締役社長 兼 編集責任者◆
2018年8月に動画配信サービス「アジアンドキュメンタリーズ」を立ち上げて以来、 ドキュメンタリー映画のキュレーターとして、 独自の視点でアジアの社会問題に鋭く斬り込む作品を日本に配信。 ドキュメンタリー作家としては、映文連アワードグランプリ、 ギャラクシー賞などの受賞実績がある。